ハノーバーメッセに向けドイツへ出発
今回、世界最大の産業展示会である、ハノーバーメッセへ招待を受けたので、参加してきた。ハノーバーメッセは60年もの歴史ある展示会で、過去には二週間も会期があったという。出展は6,500社、来場者は225,000人もあったとのことである。
前回のドイツ出張ではオランダを経由したが、飛行機が遅れて乗り換えに失敗したので、直行便を探したのだが、エコノミーが売り切れてしまっている、、、そうか、日本人もハノーバーにいくんだなぁ。ビジネスクラスに乗ってみたいなぁ、と探していると、名古屋発の直行便を見つけた。
関西の方にとって意外と親しみのない(私だけかも?)中部国際空港だが、お手頃価格でルフトハンザの定期便があるのだ。駐車場も関空より安いので意外と使いやすい。飛行もトラブルなくフランクフルトに到着。やはりとても広い空港で、ワクワクする。初日は空港内で、カレーソーセージとビールを頂いた。ドイツでは一般的な屋台飯なのだが、ソースが甘く、ケチャップ味に近いので、私はかけない方がすき。
ドイツ国内ではマナーのレベルに大きな差がある
翌朝、高速鉄道ICEでハノーバーへ向かう。約3時間ほどの道のりは、ドイツののどかな風景を見ながら、隣の人とおしゃべりして、アッという間であった。電車内では大きな声で喋る人もおらず、マナーのいい一面が見えた。マナーといえば、ドイツ国内ではマナーのレベルに大きな差がある。悪い面をみると、フランクフルトやハノーバーの中心駅の近くは非常に多くの低所得者コロニーがあり、ごみや吸い殻が散乱していて、おっかない雰囲気である。ドイツのような安全な国でも、危険な場所はあり、また情報が出ていないこともあるので、注意が必要である。海外では、場の雰囲気を感じながら行動することが、言葉よりも重要なことだと思う。
西村陶業株式会社 西村 昂