ワークの固定及び搬送手段として真空チャックを利用される際、ホースを繋げて真空引きし続けて使用されるのが一般的です。これだとワークを吸着させたまま移動する際ホースが障害になります。また、吸着させたまま乾燥機など別の機械に搬送させることが難しいです。
その際、特殊な継手を利用することで、ワークの吸着後エアーホースを外してもワークを吸着し続けることが可能になります。ホースを外した後にもエアーリークが起きないようにして、真空を持続させるという仕組みです。この方法を用いれば、フィルムなどハンドリングの難しいワークを吸着させたまま、移動したり、様々な工程をふむことが可能になります。長時間ワークを固定したい際のエアー節約につなげることも可能です。
この他にも西村陶業では、真空チャック用の新規素材開発や新規用途開発に取り組んでいます。ご相談だけでも、お気軽にお声がけください。
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