触媒用/抗菌水処理用セラミック製品
西村陶業では環境関連製品として人に地球に優しいエコセラミックスを製造しています。
有機物による空気汚染、悪臭を低温度(200~400℃)で無害・無臭に酸化・浄化する白金触媒キャタミック®、次いで大腸菌、黄色ブドウ球菌といった細菌に対する抗菌セラミックス等があります。
西村陶業の抗菌セラミックスは独自の手法で銀処理しており、「銀イオンによる水の殺菌処理」によって細菌の発生を長時間に渡って抑えます。
その他の水処理用セラミックスとして、脱塩素用、亜鉛溶出用、鉄成分溶出用セラミックス等を取り揃えております。
銀系抗菌剤を定着させた抗菌セラミックス R-20G
R-20Gは多孔質のセラミックスに銀系抗菌剤を定着(担持)させています。
銀系抗菌剤は無害で比較的広範囲の種類の細菌(特にレジオネラ菌)に対して抗菌効果を発揮します。 |
用途
用途としては次のような場所での使用が考えられます。
・加湿器の水タンク
・キッチンの排水口
・浴槽
・水道の蛇口
・洗濯槽
など
※水が滞留している所では抗菌効果が高まります。
キャタミック®(酸化白金触媒)
キャタミック®(酸化白金触媒)は西村陶業の独自の焼成技術と酸化触媒の研究から開発されたもので、特殊セラミックスをポーラスに仕上げ、酸化白金を内部まで定着(担持)させてあるため表面だけでなく内部も触媒機能を有しています。 |
特長
・有毒ガスを触媒燃焼法により比較的低温(200℃~400℃)で生物に無害なCO2、H2O、N2に分解します。
・担体の特殊セラミックスはポーラスで表面積が極めて大きく接触酸化力が高まります。
・高温(800℃まで)でも使用出来ます。
・酸化に必要な空気量と温度、触媒接触時間の調整で、充分にその効能を発揮します。
・耐久性がありその機能を長く保持し、連続使用が可能です。
小型脱臭装置
セラミックスに酸化白金を定着(担持)させた触媒(キャタミックR)を使用し、触媒燃焼法により有毒ガスを分解しています。 酸化白金触媒は熱反応を利用した吸着剤のように再生の必要がなく、また水洗処理のように廃水処理の必要がないため、経済性に優れています。 詳細はこちら |
取得特許
Japan Patent Kokai 2083095(1996.8.23)
Japan Patent Kokai 2567600(1996.10.3)
Japan Patent Kokai 平10-128319(1998.5.19)